家族葬で喪主の挨拶をするのはどんなときなのでしょうか?
さらに、初めてだと挨拶ではどんな言葉を使えば良いのか悩んでしまいますよね。
そうなのよ!初めての場合は戸惑うことが多いわ!
要所だけはしっかり押さえておけば大丈夫ですよ!
今回は家族葬での喪主の挨拶や言葉遣いについて紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・家族葬を考えている
・大勢の前で挨拶するのが苦手
家族葬でも喪主の挨拶は必要?
家族葬での喪主の挨拶の有無は参列者によって変わります。
参列者がいる場合は喪主からの挨拶をするケースが多いですよ。
身内だけの家族葬ならば挨拶を省く傾向がありますが、予期せぬ参列者があり、急遽挨拶を行う可能性もあります。
喪主の挨拶の予定がなくても、準備をしておけば安心ですよ。
家族葬で喪主が挨拶をするタイミング
家族葬で喪主が挨拶をするタイミングは以下の通りです。
・通夜後の挨拶・通夜振る舞いの挨拶
・葬儀・告別式の終了後や出棺直前の挨拶
・精進落としを始める前の挨拶
家族葬で挨拶する時のポイント
挨拶は長くても5分以内に収め、ゆっくり話しましょう。
また、挨拶では忌み言葉・重ね言葉を使わないよう注意が必要ですよ。
忌み言葉の例:消える・追って・続いて・浮かばれない
重ね言葉の例:何度も・たびたび・重々・再び・いよいよ
通夜に挨拶をするときのポイント
通夜の挨拶は、参列者への御礼、故人がお世話になった御礼が含まれていれば大丈夫です。
通夜振る舞いの挨拶は、皆様への感謝を簡潔に伝えます。
通夜の挨拶に葬儀・告別式の案内や通夜振る舞いの案内を入れるケースがありますが、通夜後に司会者が案内をしてくれる場合があるため、確認をしておきましょう。
葬儀・告別式・出棺の挨拶をするときのポイント
葬儀・告別式・出棺の挨拶では、参列者への御礼、生前の故人の様子と参列者への感謝の気持ち、遺族への支援のお願いを伝えましょう。
挨拶のタイミングは地域によって変わるため、葬儀の担当者に確認をしておきましょう。
精進落としで挨拶をするときのポイント
精進落としの挨拶では、家族葬に参加していただいた御礼が基本となります。
食事の最後に四十九日の法要の案内を行えば、今後の集まりに困らずに済みますよ。
家族葬の喪主挨拶の例文
それぞれの場面で喪主の挨拶の例文を紹介させていただきます。
なお、葬儀会社によっては喪主挨拶の例文を用意している場合があります。
悩むときは葬儀の担当者に相談をしてくださいね。
通夜の喪主挨拶の例文
本日は、亡き〇〇の通夜にご弔問いただき誠にありがとうございます。
皆様から生前賜りましたご厚情に対し深く御礼申し上げます。
亡き〇〇は皆様とお会いでき、喜んでいるかと思います。
葬儀・告別式の案内をする場合:明日の葬儀・告別式は〇時より執り行います。
通夜振る舞いの案内を入れる場合:ささやかですが、食事の用意がございますので、故人を偲んでいただければと思います。
簡単ではございますが、以上をもちまして皆様への御礼の挨拶に代えさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
通夜振る舞いの開始・終了をするときの喪主挨拶の例文
通夜振る舞いを開始するときの喪主挨拶の例文
本日はご多用の中、お集まりいただき誠にありがとうございます。
お食事をしながら亡き〇〇を偲んでいただければと思います。
お時間の許す限りおくつろぎ下さい。
本日は誠にありがとうございました。
通夜振る舞いを終了するときの喪主挨拶の例文
本日はご多用の中、お集まりいただき誠にありがとうございます。
夜も更けて参りましたので、お開きとさせていただきます。
皆様、お気をつけてお帰り下さい。
本日は誠にありがとうございました。
葬儀・告別式・出棺の喪主挨拶の例文
本日は亡き〇〇の葬儀に参列いただき、誠にありがとうございます。
〇〇は優しく、穏やかな性格で、いつも私たち家族を気にかけてくれました。
生前は裁縫やパッチワークに精を出し、老人クラブの皆様と喫茶店でおしゃべりをするのがなによりの楽しみでした。
別れは寂しくなりますが、〇〇に心配されないよう、前を向いて歩んで行きたいと思います。
私たち遺族に対しましては、今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
精進落としを開始・終了するときの喪主挨拶の例文
精進落としを開始するときの喪主挨拶の例文
本日は亡き〇〇のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで、通夜、葬儀・告別式を滞りなく済ませることができました。
ささやかではございますが精進落としをご用意させていただきました。
くつろいでいただければと思いますので、よろしくお願い致します。
精進落としを終了するときの喪主挨拶の例文
本日は亡き〇〇のためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。
積もる話はあるかと思いますが、お開きとさせていただきますので、よろしくお願い致します。
今後の予定を案内する場合:四十九日の法要ですが〇月〇日に行う予定です。
皆様、お気をつけてお帰り下さい。
本日は誠にありがとうございました。
まとめ
今回は、家族葬の喪主の挨拶や言葉遣いについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
なんとかいけそうな気がしてきましたわ!
つたなくても自分で紡いだ言葉でも十分気持ちは伝わりますよ!
家族葬での喪主の挨拶の有無や内容は、参列者との関係により変わります。
難しく考えず、故人を想う気持ちを言葉に込めましょう。
こちらからFarewelFamilyのランキングを見ることができます!
にほんブログ村
コメント