お葬式で見かけるお清めの塩ですが、家族葬では使い方が違うのでしょうか?
家族葬でお清めの塩を使うタイミングも気になりますよね。
そうなのよ!もう、どうしたらいいのよ!
常識的な部分は覚えておきましょう!
今回は家族葬でのお清めの塩の使い方について紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・家族葬を考えている
・お清めの塩について知りたい
家族葬でお清めの塩の持つ意味
家族葬でも一般葬でもあっても、お清めの塩の持つ意味は変わりません。
お清めの塩は神道由来の作法であり、死の穢れを清めるために使われます。
古来、人々は死を恐れ、死者が出ると死が伝染し、生者が穢れると考えられていました。
お清めの塩は穢れから身を守るための手段として広まり、現代では風習として残っていま
す。
現代でのお清めの塩の持つ意味
現代では死が伝染するという考え方は、ほとんど見受けられなくなりました。
命あるものはいつか亡くなるもの、死は穢れではなく生き物が迎える終焉の形として受け入れられるようになりました。
お葬式の形式や考え方が時代の流れと共に変わるように、お清めの塩の持つ意味も変化しています。
お清めの塩本来の意味を理解し、正しく使いましょう。
葬儀後の清めの塩の正しい使い方
塩はお葬式の宗派や宗教者の考えにより使用しない場合があります。
無宗教の場合は遺族が塩を使うか決めることができますよ。
お葬式に参加をしたら必ず塩を使うわけではないため、正しい使い方を覚えましょう。
浄土真宗やキリスト教のお葬式では塩を使わない
浄土真宗では「往生即成仏」という教えがあり、亡くなるとすぐに仏に生まれ変わるとされています。
お清めの塩の考えは神道に基づくため、キリスト教では当てはまりません。
塩を使わない式の場合は、塩をお断りする案内を返礼品に入れるなど、葬儀式場側の工夫が見受けられます。
穢れが気になる方は、葬儀式場のスタッフに相談をして塩をもらいましょう。
お清めの塩を案内されたときの使い方
親族としてお葬式に参加をすると、葬儀式場や火葬場のスタッフからお清めの塩の案内をされるケースがあります。
塩を渡されたり、スタッフが塩をまいてくれる、お清め後に手を洗う準備がされているなど様々です。
案内があるため使い方には迷いませんが、困ったときにはスタッフに訊ねましょう。
お清めの塩をもらったときの使い方
お葬式に参加をすると、塩の小袋が返礼品と共に提供されたり、出入口などで配布されるときがあります。
もらった塩の小袋は、自宅や職場に戻る際、玄関の前で使う方が多いですよ。
胸、背中、肩、足元に塩を使い、残りは玄関の前にまきましょう。
服に着いた塩を払い、まいた塩を踏み玄関を通ることで、穢れを持ち込まずに済みますよ。
お清めの塩が余ったら
お清めの塩は使い切るのが理想です。
余る場合は周囲にまく、水に流すなどの対応をしましょう。
お葬式で配られる塩は食用に加工されていない場合が多く、余っても食用には向きません。
処分するときには生ごみとなりますので、地域のルールに従い廃棄してくださいね。
清めの塩を使用するタイミング
お清めの塩を使うタイミングは地域により様々なため、分からないときは葬儀式場のスタッフやお葬式に詳しい年長者などに訊ねましょう。
お清めの塩を使うタイミングとしては、お葬式終了後に会場を出るとき、火葬場から葬儀式場や自宅へ戻ったとき、車に乗る前、自宅や職場に入る前などが挙げられます。
お清めの塩は、身を清め穢れを払い、移動先に穢れを持ち込まない意味合いがあるため、建物の出入口や車など、別の場所に移る前に使用するケースが多いです。
お清めの塩の種類
地域によりますが、お清めの塩には様々な種類があります。
通夜振る舞いの食事をお清めの代わりにしたり、米・大豆・団子・酒などを食べて身を清める方法があります。
塩をそのまま使うのではなく、塩を素足で踏む、米糠と塩を一緒に使うなど様々ですよ。
まとめ
今回は、家族葬でのお清めの塩についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
なるほど、塩についてのもいろいろなしきたりがあるのね!
葬儀式場のスタッフにしっかり確認してみてくださいね!
お清めの塩は宗派や宗教者の意向により使わない場合がありますよ。
お清めの塩をどうしても家族葬で使いたいときには、葬儀式場のスタッフにお願いをしてみましょうね。
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